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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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急性毒性と慢性毒性

化学物質の毒性は,急性毒性と慢性毒性に分けることができる。
 急性毒性とは,その物質を短い期間だけ摂取しても影響が生じる毒性で,著しく重篤な場合,たった1度の摂取で死を招くこともある。
 慢性毒性とは,長期間にわたってその物質を摂取することで影響が生じる毒性で,たとえば歯や骨,内臓に異常をきたす。慢性毒性を示す物質には,発がん性があるものとないものがある。さらに発がん性がある化学物質にも,その発がんメカニズムによって,遺伝子を直接傷つける形で発がんを引き起こすものと,そうでないものとがある。

村上道夫・永井孝志・小野恭子・岸本充生 (2014). 基準値のからくり:安全はこうして数字になった 講談社 pp.78-79
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