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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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アリストクラシー

プラトンは『国家』で,「国守り(守護者)」の階級が社会を運営するシステムを提案した。国守りは10歳で親元から離され,教師が育てて,国家の統治者となる。その国守りを全階級から連れてこなければならないのが,プラトンの要点である。プラトンは「ときには,金の親から銀の息子が,銀の親から金の息子が生まれることがある」,「もし金や銀の親から生まれた息子が,真鍮と鉄の混ぜ物であれば,自然の摂理はランクの移動を命じる……神託によれば,真鍮や鉄の男が国家を守護したとき,国が滅びるからだ」と書いた。プラトンはもう1点,国守りは終身の政府官僚で,国家のためだけに関心を持ち,個人的な富には無頓着だとはっきり打ち出している。プラトンはこの理想のシステムを「貴族政治(アリストクラシー)」と呼び,文字通り,最高の者による統治という意味を与えた。

ニコラス・レマン 久野温穏(訳) (2001). ビッグ・テスト:アメリカの大学入試制度 知的エリート階級はいかにつくられたか 早川書房 pp.56-57
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