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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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真のメリトクラシー社会

真のメリトクラシーの米国とは,どんなふうだろうか。全員に平等に機会を与え,最高の成果を残せる人間に職が与えられる社会だろうが,その目標達成には再編が伴い,現在の米国版メリトクラシーとかなり違って見えるだろう。重要な職務,金と地位によ最高の報酬は,ほんの短期間だけ,厳格に実績に基づいて与えられる。若いころの将来性に基づいて生涯にわたる在職権を与えるのは,できるだけ減らされる。エリート層はメンバーがたえず入れ替わる集団になり,安定した不動のメンバーではなくなる。成功した人間でも落ち着いてキャリアを積み重ねられなくなるが,人生がうまく行かない人間からは,共感を得やすいだろう。マンダリン集団の中のスペースはぎりぎりまで小さく,マンダリン外のスペースはぎりぎりまで大きくなろう。

ニコラス・レマン 久野温穏(訳) (2001). ビッグ・テスト:アメリカの大学入試制度 知的エリート階級はいかにつくられたか 早川書房 pp.427
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