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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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自律性の感覚

内発的動機づけは,脅威,監視,時間的制約などによっても低下します。人は,管理されていると感じると,自律性を失います。職場には内発的動機づけを損なうようなきっかけが多く,従業員は自分の意志で選択して行動しているという感覚を持ちにくくなることがあります。
 自律性の感覚を取り戻すには,人びとに選択の感覚を与え,その感情を尊重することが大切です。どのような環境であれ,多かれ少なけれ,報酬,脅威,時間的制約などが関係してくるものです。このため,いかに自律性を得やすい環境をつくり,人びとの内発的動機づけを保てるかが重要です。

ハイディ・グラント・ハルバーソン 児島 修(訳) (2013). やってのける:意志力を使わずに自分を動かす 大和書房 pp.135
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