I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

自発的な活動

アメリカの教派主義の本質は,教会が自発的な組織になったことである。アメリカの信徒はいかなる教会にも加入を強制されることはなく,親から継承する伝統的な信仰も有名無実と化していることが多かった。そのため平信徒たちは,どの教派に忠誠を捧げるかを自由に選択できた。従来の教会では,信徒は生まれながらに属する教会が決まっており,国家がその教会への帰属を強制することも多かった。宗教的経験も,所属する教会の礼拝形式どおりだった。しかしアメリカの信徒には,生まれつき決まった教派も代々継承する宗教儀式もなかった。教派は往々にして自己を変革するような宗教的経験をした後に,自分の選択で加入できる自発的な団体だった。

リチャード・ホフスタッター 田村哲夫(訳) (2003). アメリカの反知性主義 みすず書房 pp.72

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