I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

攻撃性の遺伝

双子の研究は,攻撃性と暴力も遺伝することを示す。われわれは,攻撃性を反応的(reactive)なものと,先攻的な(proactive)ものに分類した。反応的な攻撃とは,誰かに殴られて殴り返したケースがそれにあたり,防御あるいは報復を目的とした攻撃を指す。この形態の攻撃性の遺伝率は38パーセントであった。それに対し先攻的な攻撃は,より卑劣で残酷なものを指し,たとえば誰かから何かを奪い取るときに行使される。この形態の攻撃性の遺伝率はいくぶん高く,50パーセントだった。この研究でも,環境の共有による影響は,どちらの形態の攻撃性に関してもごくわずかであり,実際のところ男子に関しては存在しなかった。

エイドリアン・レイン 高橋 洋(訳) (2015). 暴力の解剖学:神経犯罪学への招待 紀伊國屋書店 pp.70

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