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読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

65%の障壁

抗うつ剤のための処方せんの大半は,残念ながら中程度と軽度の患者のためにのみ書かれる。抗うつ剤がプラセボに比べて20パーセントも効果があるというのは,薬の効用を寛容なまでに最大限見積もってのことである。症状が改善する患者の比率に注目しても,患者自身における症状改善の比率に注目しても,この65パーセントという数字は繰り返し現れる。私はこの問題を「65パーセントの障壁(バリア)」と呼んでいる。

マーティン・セリグマン 宇野カオリ(訳) (2014). ポジティブ心理学の挑戦:“幸福”から“持続的幸福”へ ディスカヴァー・トゥエンティワン pp.91

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