忍者ブログ

I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

行動の変化

 この結論はより深いヒントへとつながる。グリットや自制心や粘り強さなどの気質にどんなラベルをつけるかは,じつはたいした問題ではないし,それをいうならこれらを「性格の強み」と定義するか,「非認知能力」と定義するか,あるいはほかの何であると定義するかも,やはり大きな問題ではない。とりあえず,生徒たちが毎週数時間をあるタイプの教師のそばで過ごすことで自分たちの行動の何かを変えた,これがわかるだけで充分だ。そういう教師が教室でつくりだす環境が,生徒たちのよりよい決断を助け,その決断が生徒たちの人生に大きな意味を持つプラスの変化を与えたのだ。



ポール・タフ (2017). 私たちは子どもに何ができるのか 非認知能力を育み,格差に挑む 英知出版 pp. 100-101


PR

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

Copyright ©  -- I'm Standing on the Shoulders of Giants. --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]