I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

二元的に捉える

 人間は物事を二元的にとらえるという特徴をもっている。これは,著名な人類学者クロード・レヴィ=ストロースの研究にふれたことのある人にはおなじみの考え方だ。人間のあらゆる認知は,左—右,低い—高い,夜—昼,彼ら—われらといった対照的な二つのものをどう扱うかに基づく,という理論である。私たちが捕食者に対して抱く感情にも,この二元性がもちこまれているように思われる。つまり人間,少なくとも西洋文明の中にいる者は,一方では,自分のことを世の中のどの動物よりも上位に位置する優れた存在だと認識している。だが(ここが二元的なのだが),もう一方では,捕食者のような劣った生き物から危害を受けるかもしれないと際限なく案じていたりもする。
ドナ・ハート ロバート・W・サスマン 伊藤伸子(訳) (2007). ヒトは食べられて進化した 化学同人 pp. 2-3

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