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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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グルテンアレルギー

 セリアック病(名前の由来は「腸管内の中空」を意味するギリシャ語)になると,患者は小麦に含まれる主要なタンパク質であるグルテンにアレルギーを示す。グルテンは小麦だけでなく,大麦やライにも含まれる。少量のグルテンでも,免疫反応が引き起こされ,健康な小腸細胞が障害される。別な言葉で言えば,免疫はグルテンを食物ではなく,致死的な外来者として認識するのである。症状は,腹痛,下痢,腹部膨満,倦怠感。何ヵ月にもわたってグルテンを避けたとしても,グルテンにふたたび暴露するや,症状は再発する。
マーティン・J・ブレイザー 山本太郎(訳) (2015). 失われてゆく,我々の内なる細菌 みすず書房 pp. 191

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