I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

抗生物質と肥満

 結果は以下のようなものだった。生後6ヶ月以内に抗生物質を投与された子どもは,より肥満傾向にあった。想定内の結果であった。生後早期に抗生物質を投与されればされるほど,家畜への抗生物質の影響は強い。ローリーもマウスの実験で,生後早期における投与はより影響が大きいことを示していた。ヒトの赤ん坊の成長にとってどの時期が最も重要かと言えば,それは最初の数カ月だということになる。
 農場と同じように,マウスの実験,あるいはヒトの子どもの疫学的研究でも,生後早期の抗生物質への暴露は身体を大きくする,あるいはより多くの脂肪を蓄積することを示した。私たちはさらにマウスでさまざまな実験をしたが,結果は常に同じ方向を示した。
マーティン・J・ブレイザー 山本太郎(訳) (2015). 失われてゆく,我々の内なる細菌 みすず書房 pp. 182

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