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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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一発当てようとしない

 実地調査とコンピュータによるシミュレーションの結果から,ワッツらのグループは,バイラル・マーケティングの場合には,あまり一発で当てようとしない方がいいのではないかと提言している。それよりも,伝わるときの再生率が1より小さくても多くの人がメッセージを受け取れるように,「大きな種子」を確保する,つまり最初にメッセージに触れる人たちの集団を大きくするというのである。一回の挑戦で森林全体を燃やそうとするのではなく,よりささやかな広さの区域に火をつけ,それが消えてしまう前に少なくともその周辺だけでも燃えるようにすることだ。
レン・フィッシャー 松浦俊輔(訳) (2012). 群れはなぜ同じ方向を目指すのか? 白揚社 pp. 184-185

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