忍者ブログ

I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

個人差はなぜ

 差異は人の心を魅了する。脳はどのように機能しているのかと尋ねるとき,人がまず知りたいと思っているのは,脳の働きはひとりひとり,なぜそれほど違うのかということだ。なぜ自分は,社交的な友人のように,人の輪に入って行けないのだろう?なぜうちの息子は,ほかの子どもたちのように本をすらすら読めないのだろうか?なぜティーンエイジャーの従兄弟は,頭の中で人の声の幻聴を聞くようになったのか?なぜ自分の母親は記憶を失いはじめたのだろうか?なぜうちの妻は(夫は),もっと思いやりの心を持ってくれないのだろう?
セバスチャン・スン 青木薫(訳) (2015). コネクトーム:脳の配線はどのように「わたし」をつくり出すのか 草思社 pp. 18

PR

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

Copyright ©  -- I'm Standing on the Shoulders of Giants. --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]