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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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生まれより努力

トルコでは,すべての人が生まれつきもつ天職や人生の幸運の実現を,自分の努力によっている。スルタンのもとで最高のポストを得ているものは,しばしば,羊飼いや牧夫の子であったりする。彼らは,その生まれを恥じることなく,むしろ自慢の種にする。祖先やぐうぜんの出自から受け継いだものが少なければ少ないほど,彼らの感じる誇りは大きくなるのである。

 これは,ハプスブルグ家のオスマン大使ビュスベックの書簡の一節である(1555年)。ビュスベック自身は,貴族の庶子だったがゆえに多くの苦労をしている。それに比べオスマン帝国はなんと幸せなことよ,という嘆息である。

林佳世子 (2008). オスマン帝国500年の平和 講談社 pp.122
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