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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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嘘を見抜くのが下手

なぜ私たちは,嘘を見抜くのがかくも下手なのか?なぜなら,私たちが嘘の徴候だと考えるあらゆる事象は,嘘を発見する能力とはまるで関係がないからである。確たる証拠がないにもかかわらず,態度や話し方によって誰かが嘘をついていると判断した時のことを思い出してみればよい。その際あなたは,落ち着きのない視線,言葉のつまり具合,そわそわした態度,関係のないトピックに話が飛ぶ様子などに基づいて,そのような判断に至ったはずだ。実際には,これらはすべて嘘とは関係がなく,ときに私たちを誤った方向に導く。

エイドリアン・レイン 高橋 洋(訳) (2015). 暴力の解剖学:神経犯罪学への招待 紀伊國屋書店 pp.258
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