I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

外向性・内向性とアルコール・カフェイン

覚醒レベルは,神経に作用する飲み物をとることでも調整できます。アルコールは(少なくとも飲み始めてしばらくは)覚醒レベルを低下させます。このため,ワインを数杯飲むと,普段から覚醒レベルが低い外向型の覚醒レベルはさらに下がり,最適レベルからますます遠ざかってしまいます。逆に,普段は覚醒レベルが高い内向型の人は,同じ量のアルコールをとることで覚醒レベルが下がり,結果として最適な覚醒レベルに近づきます。このため調子がよくなり,普段よりも饒舌になったりします。
 刺激物であるコーヒーは,反対に作用します。外向型の人は,カフェインによって効率的にタスクを行えるようになり,内向型のパフォーマンスは落ちます。とくにタスクが定量的で,制限時間のプレッシャーがある場合,この違いは大きくなります。内向型は,直前にコーヒーを飲むと,会議で十分なパフォーマンスを発揮できなくなることもあります。とくに会議のテーマが予算の策定やデータの分析など,数字を扱うものである場合はこの傾向が顕著になります。一方,同じ会議に参加している外向型の人は,カフェインをとることで調子が上がり,積極的な発言をして議論に貢献します。

ブライアン・R・リトル 児島 修(訳) (2016). 自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義 大和書房 pp.70-71

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