I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

信頼関係を逆手に取る

 就職活動をする学生は「今年中に決めなければならない」という強いプレッシャーの中におかれている。それは,高校生も大学生も変わるところがない。一方,日本社会では昔から契約書が作成されないなどある種の「信頼関係」で会社選びはなりたってきた。そうした中で,「信頼」を逆手に取る企業が現れてしまったのだ。「信頼」をベースにして労働市場が成り立ってしまっているために,若者には会社を比べて選んだり,よい条件を求めて交渉することなど全くできない。
 契約書の中身があいまいでよくわからなくても,あとから意味がよくわからない説明をされたとしても,「どうしていいかわからない」というのがほとんどの若者の実感のはずだ。こうしたことから「わからないで入った」若者が後を絶たない。
今野晴貴 (2015). ブラック企業2:「虐待型管理」の真相 文藝春秋 pp. 75

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