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読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

縁故者の入学

 私立小学校が自発的結社である以上,その運営には,授業料負担能力など入学者や在学者の家庭背景に大きく異存せざるを得ない。それのみならず,入学者は私立小学校の教育理念の理解者または支持者であることが望ましい。それは,保護者自身が卒業生,学校関係者(教職員や卒業生など)であったり,兄弟が在校生・卒業生などと重なることも少なくない。そのような「縁故のある」子どもを入学させることは,子どもを取り巻く家庭背景・環境をあらかじめ想定できるばかりか,入学後にともすれば起こりうる退学や問題行動など,諸々のリスクを回避ないし軽減できるという点では,有効な選抜手段の一つであるともいえるのである。
小針 誠 (2015). <お受験>の歴史学:選択される私立小学校 選抜される親と子 講談社 pp. 172

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